2008 年 12 月 9 日 のアーカイブ

乱気流で客室乗務員2人重傷

2008 年 12 月 9 日 火曜日 投稿者:mituoka

9日午後零時5分ごろ、伊丹空港の西約80キロの瀬戸内海上空で、同空港を離陸し上昇中の長崎行き日本航空2375便DC9(MD81)型機(乗客乗員73人)が乱気流に巻き込まれ、客室乗務員2人が転ぶなどして腰椎(ようつい)やくるぶしの骨を折る重傷を負った。乗客にけがはなかった。(時事通信)

私はこのところ飛行機を利用する機会が以前より増えました。先日、ひどい揺れで吐き気を覚えたことがありましたが、乗務員のかたがケガをなさるほどのものではありませんでした。このニュースは驚きです。客室乗務員というお仕事は大変なものなんだと再認識しました。お二人には一日も早い回復を祈ります。

不動産仮差押、功を奏す

2008 年 12 月 9 日 火曜日 投稿者:mituoka

先月、ある会社の依頼を受けて神奈川県の建物を仮差押えました。債権額は220万円ほどだったのですが、本日、元本のみならず損害金や申立費用も回収することに成功した、とのことでした。仮差押の力を再認識した次第です。

この仮差押はちょっと特殊なものでした。普通は債務不履行に陥ってから(返済期日が過ぎてから)申立てをするものですが、今回の案件は返済期日の三ヶ月も前に申立をしたのです。裁判所には「返済期日も過ぎていないのにどうして仮差押をする必要があるのか。仮差押の要件を満たしていない。」と叱られ(?)、半ばあきらめかけましたが上申書を何度も書き上げて提出しなんとか納得してもらい、ようやく仮差押に成功したものです。勉強をさせてもらった事件です。

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過去最大の住宅ローン減税、最高600万円 自民税調了承

2008 年 12 月 9 日 火曜日 投稿者:mituoka

自民党税制調査会は9日午前に幹部会を開き、住宅ローン減税の拡充策を了承した。減税期間は10年間とし、耐震性や耐久性などが一定基準を満たした高品質住宅(「200年住宅」)は最高600万円(年間で60万円)、一般住宅は最高500万円(年間で50万円)を減税する。減税規模は過去最大となる。減税対象は来年1月以降の入居者とする。年間の所得税額が減税額よりも少ない場合は住民税も減税する。12日に取りまとめる与党の2009年度税制改正大綱に盛り込む。(読売新聞)

少しでも大不況脱出のきっかけになってくれたら、と思います。

豊田市の09年度法人市民税収が今年度当初予算の9割減

2008 年 12 月 9 日 火曜日 投稿者:mituoka

愛知県豊田市の09年度法人市民税収が、今年度当初予算の9割減にあたる400億円近い減収となる見込みであることが分かった、とのことです。例のトヨタ・ショックがモロに影響しているものと思いますが、それにしても400億円とは・・。すごい数字です。鈴木公平市長は「世界経済の急激な変動は、大方の予測をはるかに超えている。経験したことのない厳しい状況だ」と述べたといいます。

おまとめローンは危険

2008 年 12 月 9 日 火曜日 投稿者:mituoka

最近テレビで金融機関の「おまとめローン」のCMをよく目にします。消費者金融会社等数社からの借入れを一本化しよう、という趣旨です。金利も消費者金融よりは安く、支払いも一本化するので一見お徳に見えますが、実は大きな問題点があるのです。

 減額できるはずの借金を減額せずにそのまま返済することになる
 法定利息を超える部分の金利(グレーゾーン金利)は本来支払う必要のないお金です。みなさんが長い間消費者金融・サラ金各社に支払い続けたそのグレーゾーン金利を現在の元本に充当し(引き直し計算といいます)、和解交渉の末に残債(借金の元本)を減らすのが司法書士・弁護士の仕事(債務整理、あるいは任意整理とも言います)です。たとえば、債務整理の結果100万円の借金が20万円に減ったとします。もしも、債務整理をして減額に成功した後、「おまとめローン」から融資を受けることができるのなら借入れ額も少なくすみます。
 
 しかし・・・ここからが問題です

債務整理の後(減額の後)では「おまとめローン」の利用は難しい
 「おまとめローン」を扱っている金融機関に電話で問い合わせたところ、「債務整理後では融資の審査が通るかわからない」との回答でした。司法書士・弁護士が介入すると、いわゆる「ブラックリスト」状態になるので融資ができない可能性が高いのです。つまり、上記の例でいえば本来は減らせるはずの元本を減らすことさえできずに金融機関から100万円をそのまま借り入れ、サラ金・消費者金融に返済することになるのです。

 つまり「おまとめローン」は
「払う必要のない利息(グレーゾーン金利)」の支払いを市民に強要することになる
法的な債務整理をする機会・権利を奪う
消費者金融・サラ金業者に多額の不当な利益を残す結果にもつながる

おまとめローン後でも利息を支払い続けることになる
 「おまとめローン」では当然のことながら金融機関に利息を支払い続けることになります。もちろん、今まで消費者金融・サラ金に対し支払っていた利息ほどではないでしょうが、それでも利息の支払いに苦労なさるかたも多いと聞きます。しかし債務整理では、原則として「利息なし」の分割返済和解ができます元本が減って、そのうえ「利息もゼロ」なのです。どちらがお徳かは一目瞭然です。

◇ブラックリストを過度に怖れる必要はない
 司法書士・弁護士が介入した場合、いわゆる「ブラックリスト」という状態になりますが、その期間は5年前後と言われています。永久にその状態が続くわけではありません。そして、「おまとめローン」の返済も金額によっては5年以上に及ぶでしょう。長期返済を何年間も続けるか、さっさと返済を終らせてブラックの状態を5年間我慢するか、ということです。

回収できるはずの「過払い金」を受け取ることができない
 もっと言えば、消費者金融・サラ金に6~7年支払い続けている場合は「過払い状態」になっている可能性も高いです。引き直し計算をすればとっくの昔に完済しているはずで、それどころかむしろ支払い過ぎているということです。債務整理をすれば、お金を支払う必要などなく、逆に過払い金を回収することさえできるケースも多いのです。

 以上のとおり「おまとめローン」は危険です。債務整理では元本を大幅に圧縮し、なおかつ利息ゼロの弁済契約の和解を消費者金融・サラ金と結ぶことが可能です。司法書士による債務整理は「おまとめローン」より遥かに(!)『お得』だと言えます。

当事務所では無料相談(電話相談・メール相談・面談相談)を承っております。★詳しくは三岡事務所のホームページをご覧ください。

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