2011 年 1 月 24 日
投稿者:mituoka
午前10時から静岡簡裁にて私の担当する過払い訴訟が7件あった
そのうちの4件はCFJ合同会社が被告
珍しいことにCFJのご担当者が出廷してきた
記憶に間違いがなければ、私が訴訟代理人を務める裁判でCFJが出廷したのは初めてだ
思い起こせば、つい最近までは提訴すればすぐにCFJから電話が入り、任意の和解交渉が行われていたが、この4件に関しては電話等の事前連絡は一切なかった
今日の法廷でCFJご担当者は
「当社の窮状をお伝えして、減額による和解に賛同いただきたいので、まずは話合いの機会をもらいたい」
ということなので、別室にて司法委員を介しての話合いに移った
以前なら、事前の電話による交渉でこちらの要望をほぼ100%聞き入れスパっと和解していたが、ここ最近CFJの台所事情が苦しくなってきたとおっしゃる
現状では、過払い金の元金を下回らない限り、会社内の決済が下りないらしい
返還時期も、原則としてはGW開けになるという
「武富士のケースもあることですし・・・」
アイフルやアコムのご担当者が和解の際に使う常套文句が出たが
「御社の窮状はわかりますが、あくまでもこちらは原告代理人ですので」
と返答するほかなく、安易な減額には応じられない姿勢を示した
40分以上に及ぶ話合いの末、なんとかこちらの希望額で和解することができたが、今後はCFJに対しても、「判決」に至るケースが増えてくるかもしれない
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2011 年 1 月 21 日
投稿者:mituoka
大手消費者金融(A社とする)から各司法書士・弁護士に送付されている文書をほぼ原文のまま紹介する(青字部分)。
クライアントへ広く伝達してほしい、つまり、世間に窮状を訴えたい、という先方の意向からすれば、会社名を公表しても差し支えないと思うが(むしろ公表すべきかもしれない)、一応、原文に記載されている実社名を「A社」と置き換えた。
クライアントへ伝達・確認頂きたい事項
☐ A社は、過払い金返還を今後も継続して行なう意思はあるが、概ね過払元金の4割前後の返還でなければADR計画を遂行する事は困難である。
☐ 武富士の法的整理を経た過払金債権の配当は1割~2割と言われている。
☐ 法的整理の場合、過払債権者が配当を得るのは、手続き開始から1年以上経過してからになると想定されている。
【A社と4割程度の返還金で和解】
☐ A社は、ADR計画の遂行が見込める和解内容(4割程度)なら、躊躇なく早期和解に応じる会社である。
☐ 4割程度の和解金で了解頂けるなら、破綻のリスクも極めて低く、早期に過払い金を受け取れる。
【A社へ5割以上の返還金を希望】
☐ A社は、ADR計画の遂行が見込めない和解内容(5割以上)なら、訴訟上の係争も厭わず早期和解は困難になり、解決までには1年以上の期間を要する場合がある。
要するに 「お客様全員に偏頗なく過払い金を返還し続けるために、ADR計画の遂行に協力してくれ、一律4割で和解してくれ」 ということだろう。
私がA社の社員であれば、同様の思いを抱くはず。お立場はわかる。
しかし、私たちはA社の代理人ではなく、依頼者の代理人である。その立場からは、次のように言うほかない。
① 依頼者個人個人は過払い債権者全員の幸せに気を配っている余裕などない。自分の過払い金がしっかり返ってくればそれでいいのだ。
② そもそも、単なる私的整理であるADR計画遂行に協力する必要も義務もない。
③ ADRが遂行できないのなら、武富士と同様の法的整理を行えばいい。さすれば、過払い金がほとんど返還されずとも引き下がるほかないし、当方は依頼者に理解を賜るべくA社に代わって事情をしっかり伝達する。
④ 仮に、過去に依頼者が返済に困り「借金を4割に減額してくれ」と懇願したとしても、A社がそれを聞き入れることはなかったはず。虫のいい話である。
「そんなこと、どうでもいいから、さっさと過払い金を回収してくれ!」
依頼者にA社の意向を伝達しても、聞き耳を持たないであろう
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2011 年 1 月 21 日
投稿者:mituoka

静岡市の駿河大橋から撮影した富士山
※写真をクリックしてください。綺麗な富士山をご覧いただけると思います
車内から撮影(もちろん助手席)
この世界遺産「級」の山を眺めることができる私たち静岡県民は幸せ者です
話は変わりますが、このところ、すごく寒い日々が続きます
今日、知り合いの弁護士さんに電話をしたところ、彼はインフルエンザにかかってしまい自宅で療養中でした
実は私もちょっと頭痛がしています・・・
みなさん、くれぐれも体調管理にはお気を付けください
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2011 年 1 月 20 日
投稿者:mituoka
午前中に浜松市で3件
午後、地元・静岡市に戻ってきて2件
今日は合計5件の口頭弁論期日だった(すべて過払い訴訟)
事務所にようやく落ち着いたのは午後3時を回った頃
午前中の浜松簡裁
3号法廷は傍聴席がほぼ満員の盛況ぶり(?)
出番を待つ各事件の原告本人や被告本人、そして代理人の司法書士・弁護士らが入り乱れている
毎度のことながら、浜松の熱気には圧倒される
閑散とした静岡の101号法廷とは偉い違いだ
私の担当する事件は10時開始予定のところ、10時45分頃始まった
「原告代理人のお名前は、み・お・か さん、とお呼びすればいいですか?」
「いいえ、み・つ・お・か です」
この裁判官には、今までおそらく10回以上私の事件を担当していただいているが、なかなか名前を覚えてもらえない(泣)
弁論が始まる前に、決まって上記の会話が繰り広げられる(笑)
裁判官は一年に数百件の事件を扱う激務をこなしているので、一介の司法書士の名など記憶できないのは当然だ
さて、3件のうち、2件が「和解に代わる決定」で決着、残り1件は被告欠席で期日続行となった
いわば「無風」のうちに、およそ3分で私の出番は終了
しかし 裁判を終え駐車場に向かう際には「遠州の空っ風」が吹き荒れていた
運悪く逆風だ
ヘトヘトに疲れ果てながら車に辿りついた
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2011 年 1 月 20 日
投稿者:mituoka
アイフルとの過払い請求訴訟
今日が3回目の口頭弁論期日
被告アイフルのご担当者も出席
裁判長
「どうですか、和解に向けての話合いは進みましたか?」
私
「一応、交渉はしております。アイフルさん、一昨日私が提案した50万という案はOKですか?」
アイフル
「その件で少し、原告代理人と話をしたいのですが、裁判長、よろしいですか?」
「わかりました、それでは、法廷の外で話をしてきてください」
私とアイフルご担当者の二人は101号法廷を出て、ベンチに腰掛け数分間話し合った
司法委員を交えるわけではなく、まさに「任意交渉」
アイフル側の提示額は50万に届かない
残念ながら折り合いつかず・・・
すぐに法廷に戻り、裁判長に申し上げた
「申し訳ございませんが、もう一度だけ、弁論期日を設けていただけませんか?」
「わかりました」
第4回期日は2月17日となった
当初からすれば、アイフルも金額面でかなり歩み寄ってきたが、こちらとしては50万のラインは譲れない
次回までに任意で和解できなければ、結審して判決をもらうしかないだろう
もし、控訴されても本件に争点はゼロ
怖くない
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2011 年 1 月 20 日
投稿者:mituoka
丸和商事(ニコニコクレジット)に対する過払い請求訴訟を傍聴
「和解に代わる決定」で決着した
金額は18万
支払い期日は12月末
請求額の何割で和解したのかは不明
しかし、支払い期日が約1年先というのは、私が担当する同社との裁判における支払い期日とほぼ同様(一部例外もある)
原告代理人は私の知る司法書士
業者に対して安易な妥協はしない方針をお持ちのかただと思う
それでも「一年後」の和解しかできないだから丸和商事は相当苦境に陥っているのだろう
他の司法書士も、なかなか苦心しているようだ
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2011 年 1 月 19 日
投稿者:mituoka
今日の民事調停(過払い請求)のうち、もう1件をここで紹介する
相手はM社
本件は「取引の分断」に関する争点がある
一連計算で過払い金は約83万円(利息を含む)
しかし、「分断」として算出すれば約49万円となる
「当社としては分断を主張します。解決金として50万は用意します」
とM社の担当者
「すみません、その金額ではお受けできません」
と私は回答した
立ち会った裁判官はM社担当に対し
「たしかに650日以上の取引空白期間はある。でも、原告側から陳述書等の証拠が提出されれば、これは一連取引として判断される可能性があるよ」
とおっしゃった
「そうですか、そうなったらこちらとしても証拠を提出して、あくまでも分断を主張するだけです」
「証拠って具体的にはどんなもの?」
「各取引の契約書です」
「そんなもの出しても無意味だよ。取引が2個あったことは知ってる。問題は、それら取引が事実上、ひとつの取引とみなされるかどうかなんだから」
呆れた感じで裁判官がそう言った
消費者金融業者は「分断・一連」の最高裁判例について根本的に大きな勘違いをしていることが多い
例のH20年1月の最高裁判例は、取引が複数あった場合に、それらを事実上「一連」とみなすかどうかの話
つまり、複数の契約書が存在して当たり前なのだ
取引の再開時に新たな契約書を作成した(新たな契約を締結した)事実だけをもって、即「分断」の主張が通る、というわけではない
※ただし「特段の事情」について原告側に立証責任があるでしょう
「そうですか、わかりました・・・」
解決金として60万円、支払い時期は今年8月一括、という内容で話がまとまった
M社は、任意の交渉においては、「分割払い」と「1年以上先の支払い時期」を提案してくる傾向にある
少なくともその意味で、付調停の効果はあったと言えよう
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2011 年 1 月 19 日
投稿者:mituoka
本日は7件の民事調停があった
すべて過払い請求訴訟が調停に付されたもの
午前10時から一日の大変を裁判所で過ごした
ここではそのうちの1件、A社との調停でのやりとりについてご紹介する
A社の計算によると過払い金の元金は約53万円らしい
「その約7割にあたる37万5千円で和解してくれ」
という上申書が事前に裁判所に提出されていた
しかし、いわゆる「悪意の5%」を付加して計算すると、元金は約61万円
今日の調停の席で当方は
「その案はお受けできません。
解決金として60万円でいいので、早期に返還いただきたい」
と述べた
立ち会った裁判官や調停委員も
「元金は61万なんだから、もっと出さないと原告も納得しないよ」
とこちらを後押し
それに対しA社ご担当は次のように反論した
「61万というのは原告側の主張する元金でしょう?他の裁判所では被告側が算出した過払い元金をベースに、そこから何割減額できるかというスタンスで話を進めてくれる。おたくの裁判所の扱いはおかしい」
ホントかな?と疑った
その裁判所はまるで業者の味方ではないか・・・
「それはその裁判所のやりかたであって、うちにはうちのやりかたがある。もし不服なら調停不成立として弁論準備に付して判決を言い渡すことになっちゃうよ」
と裁判官が言い返してくれたが
「はい、仕方ないですね」
開き直った、という感じだった
「よく聞いてちょうだい。付調停は、過払い請求の増加により窮地に陥っている消費者金融業者を救済するためでもあるんだよ。通常訴訟によって判決言渡されて請求額全額支払わされるよりマシでしょ?」
おっしゃるとおりである
結局のところ、60万円を3月末に支払っていただくことで決着した
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2011 年 1 月 18 日
投稿者:mituoka
午後1時10分からエイワに対する過払い請求訴訟の第2回弁論期日。
昨日、エイワから準備書面が出された。
意味不明な文章だが、どうやら「分断」を主張したいらしい。
弁論期日の前日に準備書面を送ってくるとは、いかにもエイワらしいやり口だ。
今日の弁論の中で裁判官から次のような忠告をいただいた。
「平成19年7月の最高裁判例に従い、次回までに反論してください。それから念のため申し上げておくと、エイワはおそらく次の期日の直前になって、期限の利益喪失を主張してくるよ」
※「反論してください」 とは 「書面で反論してください、反論の書面を提出してください」という意味です
被告エイワから出された原告の取引履歴を見ると、約定の返済期日に遅れた支払いが何度か見受けられるが、こうした場合、エイワは「支払が遅れた期間は通常利息ではなく、遅延損害利息で計算すべきである」と第二の反論を用意しているから気をつけなさい、という忠告である。
そんな反論、まったく怖くないが、要するに裁判を遅延させようとする目的なのだ。
まともに付き合っていたら、弁論期日が最低4回必要になってくる。
「次回までに、前もってその点も反論しておかれたほうがいい。期日を1回節約できますから」
とアドバイスいただいた。
有り難いことだ。
裁判所としても無駄な期日を重ねたくないはず。
次回(第3回)で結審⇒判決言渡し、という流れになろう。
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2011 年 1 月 18 日
投稿者:mituoka
御存じのとおり、とっくの昔に放送終了したテレビ番組だが、CSのTBSチャンネルで毎週火曜日の深夜、再放送されている
昨夜のは1987年10月放送分
時代はまだ昭和
「現在 来日中のマイケルジャクソンが・・」 なんて問題があった
この年、初来日したマイケルは後楽園球場でコンサートを行った(東京ドームが完成したのは88年3月)
同年春にマドンナも同じく後楽園球場で公演したのだが(当時、横浜に住んでいた私も観に行きました)、両スーパースターの初来日は大きな話題だった
私の記憶に間違いがなければ、当時、副総理だった宮沢喜一氏(自民党)が暴漢に襲われ負傷し、目のあたりの腫れを隠すためにサングラスをかけて会見に臨んだ際、似あってますね、と言う記者に
「マイケル・ジャクソンほどではありませんが・・」 と返答していた
それほどのマイケル・フィーバーだった
他には 「最近発売された豪華な下着は次のうちどれ?」という三択問題も
正解はたしか「金箔を付したパンティ」だったと思うが、いかにもバブル期らしい出題
三択の天才・竹下景子さんはもちろん正答していた
一番興味深かったのは、賭け手として高橋良明さんが出場していたことだ
「オヨビでない奴」というドラマの宣伝も兼ねていたらしい
この約1年後、交通事故により16歳と言う若さで亡くなった・・・
今では彼の名を知らぬ人も増えているだろうし、忘れかけている人(私も昨夜まではそうだった)も多いはず
しかし、ジャニーズに所属しているわけでもない若干15歳の純然たる俳優が、植木等と所ジョージを従えてゴールデンタイムのドラマで主役を張った事実
高橋良明の実力は推して知るべし、といったところ
事故さえなければ、日本を代表する演技派俳優に成長していたことだろう
最後の問題で失敗し、持ち点すべてを無くしても高らかに笑い飛ばす彼の明るさが逆に悲しみを誘った
返す返すも残念でならない
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