2012 年 6 月 21 日 のアーカイブ

責任重大のオルフェーヴル

2012 年 6 月 21 日 木曜日 投稿者:mituoka

 今週はいよいよ宝塚記念である

 衆目一致するところの最大の見所は、四冠馬オルフェーヴルの復活なるか?

 ドリームレースと呼ばれ、春のG1総決算の意味合いを持つこのレース

 しかし、私が競馬を見始めた1980年代中頃には、当時の名馬たち(ミスターシービー、シンボリルドルフ、ミホシンザン、サクラユタカオー等)の参戦が見られず、暮れの有馬記念と比べれば相当地味な感じが否めなかった

 しかし、1980年代後半から一転、ニッポーテイオー(写真)、タマモクロス、イナリワン、そしてオグリキャップ、メジロマックイーンらのスーパーホースが毎年相次いで参戦

 そしてあの、グラスワンダー対スペシャルウィークの名勝負(1999年)は同レースを真のG1に昇華させた

 そう、レースの「格」は参戦する馬の「格」に左右されるのだ

 見事復活すれば「名馬」、みたび惨敗ならば「過去の馬」のオルフェーヴル

 彼が沈めば、宝塚記念も沈む

 責任は重大だ

ニッポーテイオー(昨年9月に撮影)