気仙沼大島にて

2011 年 8 月 8 日 月曜日 投稿者:mituoka

 気仙沼大島

 宮城県気仙沼市に属する面積9.05km²の島

 東北地方最大の有人島である (ウィキペディアより)

 大震災においては、津波の影響で港が壊滅状態となり一時孤立

 米海兵隊による救援活動 「トモダチ作戦」 が展開された

 8月6日夜7時半頃から7日のお昼頃まで、私たちは大島に滞在

 7日の朝から時間の許す限り、仮設住宅を廻った

 大島には三カ所の仮設住宅が存在するらしいが、

 そのうち二カ所を巡回できた

 徒歩で廻ったのだが、島内の道はアップダウンが激しく、

 歩き始めて数分で、汗が噴き出してくる

 わが静岡県司法書士会は、気仙沼での相談活動において

 オレンジのビブスを常時着用している(写真上)

 そのPR効果もあって、気仙沼市の本土(特に本吉地区)においては、

 「静岡の司法書士」の認知度は高いと自負するが、

 同じ気仙沼でも、ここ大島での活動は今回が初めて

 まずは「司法書士相談会」の存在を知ってもらうためのビラ配りに励んだ

 悲惨な光景は、本土と変わるところはない

 津波の恐ろしさを改めて実感した

 仮設住宅で、初老の女性に

 「静岡から来たの?」 と声をかけられた

 そうです、と答えると

 「いま、テレビを見ているけど、甲子園で静岡の高校が頑張ってるよ

 と教えてくれた

 正直言えば、とても気になっていた静高の初戦

 「どっちが勝ってますか?

 「1点負けているみたいよ。でも、まだまだこれからでしょ!

 「私の代わりに応援しておいてください

 「わかった、応援しておくよ♪

 (おばさんの応援もむなしく、静高は敗退した・・・)

 私たちが宿泊したのは「休暇村 気仙沼大島」という施設

 4人1部屋、1泊2食付きで約6,500円(1人当たり)

 上の写真は夕食

 基本的にはセルフサービスだが、

 右上端に映るビール(別料金)だけは従業員さんが持ってきてくれた (笑)

 普段はほとんど飲まない私だが、みんなで飲むビールは格別の味だった 

 上の写真は「休暇村」の展望台から見た風景

 あの日とは違う、穏やかな海だ

 休暇村は、指定避難所でもある

 現在も10数名の被災者が滞在しているらしい

 上の写真は、主に被災者向けの掲示板

 休暇村の従業員さんにお願いして、

 司法書士会相談のポスターも貼っていただいた

 全日程を終えて、本土に向かう船に乗り込んだ

 船上から撮影した大島の沿岸風景

 大島の方々にも、ぜひ「気仙沼司法書士相談センター」をご利用いただきたい

 なお、私は来月初旬に三度(みたび)、気仙沼へ向かう予定だ

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