オグリキャップに感謝状

2010 年 7 月 30 日 金曜日 投稿者:mituoka

感謝状

オグリキャップ号

あなたは常に闘志あふれる競馬により多くの人々に勇気と感動を与え昭和から平成への激動期に競馬ブームの立役者として中央競馬の発展に大きく寄与されました
その貢献度は中央競馬での二十戦十二勝という戦績だけでは計りえない大変偉大なものがあります
よってここに感謝状を贈り敬意を表すとともに永遠にその功績を称えます

                            平成二十二年七月二十九日

                                   日本中央競馬会

 昨日行われたオグリキャップの「お別れ会」で、JRAがオグリキャップに感謝状を贈ったとのことです。馬に対して感謝状が贈られるのは異例らしい。

 司会を務めた鈴木淑子さんは、早々に涙で言葉を詰まらせたそうです。

 また、小栗孝一さんは、弔辞を読み上げる際に、壇上で泣き崩れたと聞きました。「私の名がついた馬を、こんなに多くのファンが応援してくれた。心から誇りに思います

 生産者の稲葉裕治さんは「あなたはがんばれば報われるという象徴でした。多くの人があなたに感動し、夢と希望を与えられました。またあなたに会える気がしてなりません」と挨拶したとのこと。

 JRA理事長が供えた追悼記帳には1万3957人の名前が記されていた。その中には「苦しい時、悲しい時にあなたのレースビデオを何度観たことか…。そのたびに大きな勇気がわいてきました」と人間形成にも役立ったという感謝の言葉もあった(スポーツニッポンより)。

 オグリキャップに勇気づけられ、人生の指針を与えてもらった人は、星の数ほど存在するはず。私もそのうちの一人。オグリキャップの伝記が、教科書に掲載されることを本気で望みます。

 1年以内にオグリのお墓が建立されるとのことです。お別れ会には行けなかったけど、必ず手を合わせに行きたいと思います。

コメント / トラックバック 2 件

  1. ヤマト より:

    オグリキャップ本当にすごい馬です。これほど人々から愛されたサラブレッド
    はいませんね。

    「じゃあオグリは池江さんのために走ったのかも知れませんね。」淳子が言う。
     「そうかも知れないね。オグリに限らずサラブレッドが誰のために走るか、なんて誰にも判らないさ……客観的にみれば本能で走っているわけだから、でも……そうだね、きっと記憶に残すために走っているんだ、そう思いたい。現にオグリキャップのレースを観た人にはきっと残っているはずだよ、芦毛の馬体が疾風する姿がね。
    ライスシャワーやホクトベガだって血は残せなかったけどファンの記憶にはいつまでも残っているはずだから。」

    これは昔僕が書いたオグリの短編小説のラスト部分です。何年かぶりに
    読み返してしまいました(^^;
    もちろん小説として世に出たわけではありませんよ。
    アイちゃんの仔に早く出資したいですね。

  2. mitsuoka より:

    ヤマトさん

    オグリキャップって、凄すぎますね。
    いろんな点で、魅力がいっぱいのスーパーヒーローです。

    10年以上前になると思いますが、「馬は誰のために走るか」という本を買いました。今でも、とても興味がある命題です。しかし、答えは永遠に見つからないでしょう。

    そうですか、オグリにまつわる短編小説をお書きになっていたのですか。
    ヤマトさんは、やはり、相当なオグリ信者ですね。

    どんな小説だったのでしょうか?
    あらすじだけでいいので、ぜひ教えてください。

    血は残せなかったけど、記憶に残る・・・たしかにそうですね。血統表からオグリの名前が消えても、私たちの記憶には永遠に残りますよね。
    とても元気が出ました。
    前向きな、素晴らしい概念をいただいた気がします。

    ミンナノアイドルの仔、とても楽しみです。

    ヤマトさんはきっと、遅かれ早かれ北海道のアイちゃんに会いに行かれるのでしょうが、私も早く会いに行きたいと思っています。
    そのときは、もちろんブログで紹介します♪

    そういえば、8月4日の夜9時から、グリーンチャンネルで特別番組「激闘の記憶 オグリキャップ」を放送するそうですね。
    お別れ会の模様なども紹介されるそうです。
    これもまた楽しみです。

    また、ぜひ、コメントをください。

    よろしくお願いします。

    三岡

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