荒尾競馬場

2012 年 7 月 18 日 水曜日 投稿者:mituoka

 昨年末、その役目を終えた荒尾競馬(熊本)

 日本最南端の、

 そして、海が見える競馬場として有名でした

 今でもメインスタンドや馬場などは残っています

荒尾競馬場の正面スタンド

 荒尾の馬で私がすぐ思い浮かべるのは3頭

 中央へ移籍して頑張ったスカイジャイアント(サラブレッド)と、

 シゲルホームラン  ・ コウザンハヤヒデ の両アラブ馬です

 スカイジャイアントは昭和から平成にかけて、中央の重賞で善戦しました

 父ホクトボーイという地味な血統が印象に残ります

 シゲルホームランはスカイジャイアントの逆パターンで、

 中央から荒尾に移籍した馬

 彼とは昨年夏、北海道で会うことができました

 現在も乗馬として活躍しているはずです

右が電光掲示板

 コウザンハヤヒデは現役時代13戦12勝

 レース中の骨折が原因で大敗した13戦目を除けば、

 レコード勝ちを繰り返した「アラブの怪物」でした

 引退後は種牡馬になりましたが、アラブ馬の需要が無くなったことにより、

 2005年(あるいは2006年)に非業の死を遂げたらしいです

 そして・・・

 昨年末ここが廃止となった後、

 荒尾の競走馬たちはどこに行ったのでしょうね

 競馬界には、辛く悲しい裏舞台が付いて回ります

 荒尾競馬場は現在、JRA等のレースを対象とした場外馬券売り場となっています

コメント / トラックバック 4 件

  1. CACHITO より:

    mitsuoka様

    レースで大活躍をして「鳴り物入り♪」で種牡馬になったからといって、それが幸せに繋がるとは限りません。
    活躍する産駒に恵まれなければ、数年でお払い箱になります。
    それでも、乗馬になれればかなり運が良いほうです。
    大部分が、いつのまにか???
    カチートもオグリワンも、競馬では「落ちこぼれ」だったかもしれませんが、それが現在の幸せに繋がっています。
    やはり、そのお馬の持つある意味「生命力」みたいなものなのでしょうか。。。

  2. mitsuoka より:

    CACHITO様

     いつもありがとうございます。

     おっしゃるとおりですね。

     人間の都合で生を与えられ、人間の都合で生を奪われる。

     競走馬の宿命と言ってしまえばそれまでですが、何ともやりきれません。
     
     CACHITOさんの名前の由来である「カチート」号ですが、私は、その競走馬時代をまったく知りませんでした。

     カチートもスエトシ牧場さんにいるのでしょうか?

     検索したところ、父がスダホークだから、やはり芦毛のようですね♪

  3. CACHITO より:

    mitsuoka様

    まあ! 検索して下さったんですか~ ありがとうございます♪♪ ^^
    この子との出会いは、4歳(満3歳)の彼のデビュー戦でした。
    何か「ピピッ☆」とくるものがあって、とにかくしつこく追いかけて・・・
    引退を待って待って、ついに養子に迎えました! \(^o^)/
    もちろん、スエトシにいますよ!
    ワンに会いに行かれたら、ついでにカチにも会ってやって下さいませ!

  4. mitsuoka より:

    CACHITO様

     そうですか、カチートもスエトシさんにいるのですね。

     スダホークは、私が競馬を見始めた年(昭和60年)のクラシックで活躍し、古馬になってからも大レースの常連でしたので、とても懐かしい感じを持ちます。

     ありがとうございます、お邪魔した際にはカチートくんにも会わせてもらいます。

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