貸金業法の再改正を検討?

2012 年 7 月 6 日 金曜日 投稿者:mituoka

 民主党は4日、消費者金融など貸金業者への規制を強化した改正貸金業法(2010年6月完全施行)を再改正し、中小・零細事業者向けの短期貸し付けの上限金利を現行の15~20%から引き上げる方向で検討に入った。規制強化に伴い、短期の資金繰りを消費者金融などに頼っていた事業者が違法な金融業者(ヤミ金融)に流れる弊害が出ているとして、見直しが必要と判断した。
 党の改正貸金業法検討ワーキングチーム(桜井充座長)が、制度見直しに向けた中間整理案をまとめた。しかし、金融庁は改正貸金業法が多重債務者問題に一定の効果を上げているとして再改正に慎重なため、政府・与党内の調整は難航しそうだ。完全施行からわずか2年後に再改正の動きが出てきたことへの批判や、融資を受ける中小・零細事業者らの混乱も予想される。                                                                【時事通信

 もっと借りやすい方向に、というのが再改正の目的ならば、金利引き上げに加えて総量規制の撤廃などにも話が及ぶことでしょう。ヤミ金への顧客流出はたしかに問題です。しかし、現法においても、緊急性・必要性が高いと認められる場合には、個人事業者が総量規制の枠を超えて貸付を受ける道は用意されています。

 「再改正」は本当に必要なのでしょうか。

 

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