オグリの仔 アンドレアシェニエが死亡

2012 年 7 月 3 日 火曜日 投稿者:mituoka

 80年代後半に競馬ブームを巻き起こしたオグリキャップの産駒で、最後の現役競走馬だったアンドレアシェニエ(牡11、母マダムドルチェ)が、金沢競馬場でのレース(1日)中に右前脚を故障、安楽死処分となっていたことが2日、分かった。アンドレは04年、宇都宮でデビュー。中央(嶋田功、4戦0勝)を経て06年金沢に移籍。2戦目から8連勝を飾った。中央再転入(本間、4戦0勝)から08年、再び金沢に戻っていた【スポニチアネックスより】http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120703-00000036-spnannex-horse

 ただただ残念としか言えません。オグリと同じ芦毛で、オグリの故郷・笠松でも走ったことのあるアンドレアシェニエ。

 残念ながら私はその雄姿を生で一度も見たことがありませんでした。

 冥福を祈ります。

 アンドレアシェニエが亡くなったことで、オグリキャップの仔で現役競走馬は日本にいなくなりましたが、アイルランドではロックスルール(Rocks Rule)が現役を続けています(と思います)。

 非常に情報が乏しいですが、ロックスルールのこれまでの戦績を掲載します。

  デビュー戦  2010年 3月 9日 1着 (14頭立て)
  2戦目     2010年11月14日 5着 (10頭立て)
  3戦目     2011年 2月26日 2着 ( 7頭立て)

 以上は、Racing Post http://www.racingpost.com/から得た情報です。

 ロックスルールの走っているレースが、どれほどのレベルのものなのか、さっぱりわかりませんが、着順だけを見るに、決して弱い馬ではないようです。

 しかし、実を言うと、彼が現役か否かでさえ、正確には掴めていません。

 最後の出走から1年以上が経過しているのでちょっと心配ですが、とりあえず「引退」を確認するまでは、現役馬として扱いたいと思います。

 彼の持つ、オグリキャップとテンポイント一族の血を、少しでも長く留めて欲しいですね。

 

コメント / トラックバック 3 件

  1. CACHITO より:

    mitsuoka様、夏風邪は治りましたか?
    この突然の悲報には、もう、言葉もなかったです。
    何か言葉を探そうとすると、人間を責める言葉ばかりが飛び出してきます。
    こんな時の「・・・たら、・・・れば」ほど空しいものはないですが、
    それでも、一度決めた引退を撤回しなければ・・・ ということが真っ先に頭を過ぎります。
    もっと長生きさせてあげたかったな~
    お馬には、栄冠も名声もいらないのです。
    のどかな暮らしとおいしい餌があれば良いのです。
    そして・・・ たくさんたくさん生きていたいのです。。。

  2. mitsuoka より:

    CACHITO さん

     夏風邪はすっかり完治しました。ありがとうございます。

     お馬には、栄冠も名声もいらない

     私は競馬をテレビで見て、ときどき牧場に行って馬に触れ合い、ブログで好き勝手言っているだけの無責任な傍観者に過ぎませんが、CACHITOさんのように馬の死に真摯に向き合っておられるかたの言葉はズシンと心に響きます。
     
     アンドレアシェニエの引退撤回に関しても、オグリ最後の仔が走っている姿をいつまでも見ていたいという、私のようなミーハーファンのわがままが大いに影響しているのだと思います。彼は「オグリ最後の仔」である前に、アンドレアシェニエであったのですね。

     みつおか

  3. CACHITO より:

    mitsuoka様

    私も「真摯に・・・」というには程遠いものです。
    私だって、最初はアタリ馬券命!でしたもの。
    でも、ハシルショウグンやカチートやオグリワンとの出会いが、命の重さを教えてくれました。
    けっして人間の道具などではない、大切な命であることを教えてくれました。
    彼らにもすばらしいハートがありますよ!

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