野球ができる喜び 韓国で活躍の門倉選手

2009 年 10 月 8 日 木曜日 投稿者:mituoka

 読売巨人軍を退団後、今年1月に米大リーグのカブスとマイナー契約するも開幕直前に解雇を通告され、韓国球界に飛び込んだ門倉健投手。SKワイバーンズで今季8勝を挙げ、韓国シリーズ進出の座をかけたプレーオフでも先発の柱として期待されているという。「野球ができなくなるかもしれぬ絶望感」を味わった日々から「野球ができる喜び」をかみ締める毎日を送っているそうだ。

 大学の野球部時代、私もベンチを温めることが多かったので、その気持ちはよくわかる。試合に出れる喜び、野球ができる幸福感。ベンチでは腐っていたし、試合に出るとワクワクした。学生野球を引退して20年近く経つ。今だ覚めぬプロ野球選手への憧れは、彼らが手にする大金に対してではなく、学生時代を終えてもなお野球を続けている彼らへの嫉妬から来るのかもしれない。

 門倉投手のほかにも異国の地で野球を続ける選手は多いがそこに複雑な事情はない。ただ単に、野球が大好きな「野球小僧」なのだ。門倉投手の韓国シリーズ進出を期待しています。

 

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