過払い金・借金問題

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コラム

生活保護の申請に同行して

2008/07/22

 先日、ある老夫婦の債務整理を受任しました。ご両人とも消費者金融数社から借入れがあり、毎月10数万円の支払いに追われています。無職で年金生活者であるけれど、年金を担保に借入れを起しているので来年の春まで年金も支給されない。すべてが生活費のためでした。ともにご高齢で、特にご主人は重い持病をお持ちでもあるので働くことは不可能。近々静岡地裁へ申し立てる予定の自己破産で借金をゼロにすることはできても、収入ゼロではこの先生活できない。そこで、静岡市役所社会福祉課へ生活保護の受給申請のため私も同行しました。

 数週間前にこのコラムに書いたとおり、生活保護受給申請に法律家が同行する必要性は痛感していたものの、実際に同行したのは今回が始めて。担当職員はとても親切に説明をしてくださった。そして、ご本人たちや私に対し、きめ細かな質問があり、2時間近くの時間を要しました。このところ、実際には生活保護を必要としない人間にお金が支給されていた例が各地で目立つので、様々な質問から申請者の生活状態を把握しようとするのは当然。ご本人たちも、私も、あるがままの窮状を訴えました。生活保護が受けられるか否かの結果が出るのはまだまだ先ですが、このご夫婦は本当に生活保護が必要な状態ですので、なんとか受給なさることを祈っています。

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