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コラム

高齢者の多重債務問題 ~医療福祉機構の年金担保融資~

2008/06/06

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 受給される年金を担保に融資をする。国の第三機関である独立行政法人医療福祉機構が行っている貸付事業である。年金は支給元が「国」であるから融資する側も安心だが、年金担保融資は法律により民間事業者は行うことはできない。医療福祉法人の年金担保融資の場合、年金年間支給額の1・2%まで融資が受けられ、利息は年2.6%というからサラ金業者よりも格段に低い。返済が終るまで年金を機構が直接受領して元本や利息に充てる仕組みになっている。しかし、返済終了を待たずに生活に困窮してしまうケースも多いらしい。

 どうして返済に窮するのか?もちろん借り手本人の無計画さに責任もあろうが、貸す側にも問題がある。年金担保融資は銀行・信用金庫が窓口になり、申し込みを受ける。その際の審査が甘すぎると指摘されている。一般の融資の場合も、サラ金業者の融資も、借り手の生活状況(収入、生活費、過去の借入れ等)を審査するのが当然だが、年金担保融資の場合は審査らしいものが全く行われないケースも少なくないという。やはり、担保が「年金」だからであろう。窓口である銀行・信金も、単なる「窓口」にしかすぎないので審査が事務的になるのも当然といえば当然。

 さきほど申し上げたとおり、返済が終了するまで年金は高齢者本人の手元に渡ることはない。生活に窮した場合、年金の支給が絶たれた高齢者はどうするのか。知人にお金を借りるか、あるいはサラ金業者や違法業者に手を出すか・・・。多重債務問題増大の新たな火種になりかねないので、審査基準・マニュアルの徹底が浸透するようにお願いしたい。

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