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思い当たらない

2016 年 6 月 30 日 木曜日 投稿者:mituoka

こんにちは。

司法書士の三岡です。

今日も、はっきりしないお天気が続きます。

 

6月も今日で最後。

あっという間に、今年も半分が経過しました。

明日からは今年の下半期。

来月以降も、ますます皆様のお役に立てるよう、頑張っていきます。

 

さて、一昨日は静岡地裁に行ってきました。

本人訴訟支援の仕事。

第一回口頭弁論期日でしたが、本人(Aさん)は、生まれて初めての「法廷」に、とても緊張なさっていました。

Aさんが実際に法廷に立っていたのはわずか2~3分だけでしたが、「何十分もの間、ポツンと一人で原告席に立っていたように感じた」ということでした。

「今までの人生の中で、一番緊張した時間だった」

 

私が今まで一番緊張したことって何だろう・・・。

う~ん、強いて挙げれば、司法書士試験のときかな。

いや、違うな。

あのときは合格するなんて思ってもいなかったから、気楽なもんだった。

答案を書きながらずっと、試験が終わった後の受験生仲間での「打ち上げ」のことばかり考えていたもんな。

 

結局、特に思い当たらない。

今まで、よっぽど気楽に生きてきた証拠なんでしょうね。

 

司法書士法人静岡 代表 三岡 陽

 

 

レイクとの裁判

2015 年 3 月 6 日 金曜日 投稿者:mituoka

レイク(新生フィナンシャル)との裁判。

過払い金約60万円の支払いを求めておりましたが、ほぼ全額をレイク側が支払うことで和解しました。

裁判における争点はいわゆる「一連か否か」でした。

原告の最終的な完済は平成23年5月でしたが、途中平成12月5月に一旦完済していました。

レイクは取引の「分断」を主張、平成12年5月までに発生した過払い金は時効消滅しており、過払い金は約11万円しか存在しないはずだと主張していました。

私は原告代理人として、途中完済の事実は認めましたが、その際に基本契約は解約されていないこと、カード返却がされていないこと、再開したのがほんの60日後だったことなどから、取引の一連性を主張していました。

決着方法は「和解」ですが、ほぼ全面勝訴と言って差し支えないと思っています。

 

ちょっと自慢げに書いてみましたが、実はよくあるパターンの裁判です(笑)。

今回ちょっと気になったのは、レイク側が明らかな虚偽事実をデッチ上げて、裁判を有利に進めようとした点です。(詳細については今のところ申せませんが)

レイクに対しては、今までは他の業者に比べれば割と良い印象を持っていました。

残念です。