デフレ更に進行 8月の消費者物価指数 下落率最大

2009 年 9 月 29 日 火曜日 投稿者:mituoka

 総務省が29日発表した8月の全国消費者物価指数(05年=100、生鮮食品を除く総合)は、前年同月比2.4%下落の100.1で、6カ月連続で下落した。下落率は、初めて2%を超えた前月(2.2%下落)をさらに上回り、4カ月連続で過去最大を更新した。年に高騰していた原油や食料品の価格が落ち着いたことに加え、消費低迷の影響で商品の値下げ競争が進んだことが原因とみられ、デフレ圧力が一段と強まっている(毎日新聞 9月29日より)

 デフレの進行。単純に考えれば、消費者にとって価格が安くなれば喜ばしいこと。ただし、すべての価格が下がるわけではないところに問題がある。住宅ローン等の借入金やその金利はそのままだったりして負の資産を持つ人間は損をする。また、商品の価格が安くなり販売する会社に入ってくるものが少なくなっても給料は簡単に下げられないから従業員カット等のリストラを誘発する。総じてデフレは経済に多くのマイナス面をもたらす。

 深夜12時になるとケーブルテレビの「ジャパネット・テレビショッピング」を見るのが日課になっている。安い商品をたくさん紹介され、買わないのに得をしたような気分になるから不思議だ。リッチな気分に浸れる至福のとき。自慢ではないが一度も商品を買ったことがない(高田社長、ごめんなさい)。ジャパネットでも、このところパソコン・液晶テレビがビックリするほど安くなってきている。しかし、きっとこれは喜んでばかりはいられない状況なのだ。

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